1.5級けんちくし。

2020年に1級建築士製図にすべって 2021年、2回目の製図試験を受ける 人間のにちじょうです。。

1.5級 #16 地中美術館



建築学科の高校生時代、課題研究という授業の中で、各々が
ものづくりだったり、建物・歴史の研究をしたりする中
自分は設計班を選んだ。


しかも、設計は好きなものを、好きな土地(都市部でも、郊外でも)で
考えるというユルユルのグダグダな設定でかまわないということで


自分がやりたいな~と思ったのが 美術館で
たぶんその時は 都市に計画する、親しみやすい美術館 みたいな感じで
いろんな建築資料集とにらめっこしながらパクリまくって設計をやった気がする
(これだけ見ると建築士の製図試験の課題みたいでわらう)


美術館は、生活に密着した建物というわけではない所が
なんとなく好きで、心に余裕のあるひとしか行かないような場所
(当時の偏見)が面白そうとか思ってやったけど


重要なのは 何を展示するのか、とか、何をメインに考えるのかっていう
ところでいうと、建築がメインではないので、結局めちゃくちゃ苦労した
っていうことだけは覚えている。。。



そんな中で、高校時代、これだけは見なくては!と足を伸ばしていった、地中美術館
瀬戸内海の直島にある、安藤忠雄が設計した美術館で
自然豊かな周囲の景観に配慮して、美術館のほとんどが地下にある
あまり聞いたことのない建物、めちゃくちゃ興味をそそられた・・


高校時代の自分からしたら、フェリー!海!島!全部新鮮で
地理もわからんのにレンタサイクルぶっ飛ばして真夏に島内をかっとばした。






そして、汗かいてたどり着いた美術館
中の空間は、言葉にならない 衝撃?というのか、感動、というのか



建築で衝撃を感じたのはその時がたぶん人生で初めてだったのではないかなぁと思う。


建築学生的には幸せなことで
その後も何度か足を運んで、いく度、新たな発見があって面白い建物だなと思った。



と、いう訳でいきました。館内のほとんどは撮影禁止なので全然ないですけれど




こんな美しい打ちっ放しコンクリートってある?っていく度言うてる。笑
切り取られた風景がまた美しい。なんだろうなこれは。

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